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松田崇秀先生、九山直人先生の症例報告がJACC: Case reportに掲載されました

松田崇秀先生(天草地域医療センター)、九山直人特任助教らは、右室を病変主座とした心サルコイドーシス症例についてJACC: Case report誌に報告しました。

サルコイドーシスは一般的に左室への炎症細胞浸潤と線維化を特徴とする疾患ですが、稀に右室優位に表現型を示すサルコイドーシス症例が存在し、その臨床像や画像所見が不整脈原性右室心筋症(ARVC)と類似していることから、初診時の正確な鑑別診断が重要です。

今回は、当院の画像診断技術を全面に活用し、心臓3DCTや心臓造影MRI、PET-CTによるマルチモダリティな画像評価、そして最終的に心筋生検による非乾酪性肉芽腫の証明にて右室優位の心サルコイドーシスと診断し、適切な免疫抑制療法を行った一例として報告しています。

下記リンクからご興味のある方はぜひご一読ください。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2666084925021369

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