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医局紹介

  • 歴史と沿革

  • 当科は、昭和58年12月、初代教授の泰江弘文先生が熊本に赴任され、昭和59年2月、熊本大学医学部附属病院循環器内科診療科としてその歴史がスタートしました。泰江先生の類稀なる発想力と強いリーダーシップにより、順調に診療・研究・教育の各分野で実績を重ね、平成5年4月、講座に昇格いたしました。平成12年10月、小川久雄先生が第二代教授に就任され、JBCMI、MUSASHI、JPAD、ATTEMPT、LISTEN、AFIREなど、数多くのインパクトある日本発エビデンスを世界に向けて次々に発信されました。そして平成28年10月、辻田賢一先生が第三代教授に就任、科創設以来の伝統を引き継ぎつつも新しい課題に積極的に取り組む、若く活気溢れる医局となっております。現在では基礎、臨床の各分野において県内外で活躍する297名の同門会員を擁する大きな組織に成長いたしました(令和2年5月現在)。
  • 診療体制

  • 循環器内科同門の先輩諸氏の御努力により、熊本は全国的にも、循環器救急医療への取り組みが黎明期より発達し、また開業医などの外来診療を中心とした診療所、医院と入院診療を中心とした中核病院との病診連携、あるいは病院間の病病連携が早くから確立された地域です。熊本市内はもとより、県内ほぼすべての循環器科は、私達熊大循内同門の先生方で運営されており、研究会、講演会、あるいは患者様の紹介を通じて常に連携し、緊密な循環器地域医療に貢献しています。

    熊本大学病院の循環器内科は、循環器内科学講座・不整脈先端医療寄附講座・心血管治療先端医療寄附講座・循環器予防医学先端医療寄附講座のスタッフが協力して診療にあたっております。県内唯一の特定機能病院として、高度先進医療を提供し、循環器診療の“最後の砦”としての役割を果たしています。スタッフ一同どのような患者様であっても、御紹介いただいた先生方のご要望にお応えできるよう日々精進して参りますので、今後とも患者様のご紹介を広くお待ちしております。

    取り扱う疾患は心不全、不整脈、虚血、弁膜症、血管疾患がバランス良く配分されるように配慮するとともに、通常の薬物治療、カテーテルアブレーション、植込み型除細動器、 両心室ペースメーカ植え込み、経皮的冠動脈インターベンション(PCI)のみならず、一般病院では治療困難な重症心不全(劇症型心筋炎)、肺高血圧症(慢性拝血栓塞栓に対するバルーン肺動脈拡張術含む)、心アミロイドーシス、成人先天性心疾患、がん治療関連心不全(CTRCD)、膠原病関連心疾患などに対しても積極的に加療を行っております。また、辻田教授を中心として、開胸手術が困難な重症大動脈弁狭窄症患者さんへの経カテーテル大動脈弁植え込み術(TAVI)も施行しております。2015年6月3日に初症例を成功させて以降、2020年4月30日まで150件のTAVI症例を施行しています。前述のとおり当科は若く活気溢れる診療スタンスを創設以来の教室の基本姿勢としておりますので、若い先生方のご参加を心待ちにしております。 九州一円に及ぶ派遣先基幹病院
  • 研究体制

  • 当科の研究内容は科創設以来、深く臨床に根ざしたものであり、泰江先生と小川先生の御指導により高インパクトの研究成果を世界に向けて発信し続けてまいりました。また、大学でひとつひとつの事象を深く臨床的な面から切り口をみつけ探求していくだけでなく、豊富な関連病院ネットワークを活かした同門の先生方との前向き多施設無作為化臨床試験の推進や、多数の症例を集積することによる虚血性心疾患症例の解析を行っています。これによって得られた研究結果は、日本人独自のエビデンスとして広く我が国の臨床家の間で認識され、日々の診療に活かされております。県内外の先生方にはぜひ当科主導の臨床研究にご賛同いただき、患者様の登録をお願いできれば幸いです。

    臨床研究で得られた知見の分子機序を解明するためには、基礎研究の充実が欠かせません。当科では臨床へのトランスレーションを志向した基礎研究も積極的に推進し、基礎研究論文としてCirculation誌やJ Am Col Cardiol誌などの海外一流誌に研究成果を報告してきております。基礎研究に関しましても、熱意と情熱のある若い先生方の参加を心よりお待ちしておりますので、当科の研究にご興味のある先生はいつでもご連絡いただけますと幸いです。

当教室は、開設当初より順調に発展を遂げ、多数の同門会員を擁する大きな組織に成長いたしました。
これからも飛躍をめざして努力していく所存でございますので、今後とも皆様の力強いご支援を何卒よろしく御願い致します。

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