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トランスサイレチン型心アミロイドーシス患者におけるバイオマーカーを用いた予後予測についての結果をESC heart failure誌に報告しました
- 2022.03.1 | お知らせ
大学院生の中嶋直也先生・高潮征爾診療講師らはトランスサイレチン心アミロイドーシス症例の予後予測にBNP、eGFR、高感度トロポニンTが有用であることを報告し、これらを組み合わせてStage分類することの有用性をESC heart failure誌に報告しています。この結果によりトランスサイレチン型心アミロイドーシス症例の予後予測を客観的指標に基づいて評価が可能となり、今後の疾患特異的治療薬の適応判断の一助になると考えています。
今後も熊本大学はアミロイド診療の中心的な研究施設として、多くのデータを発信していきます
A simple staging system using biomarkers for wild-type transthyretin amyloid cardiomyopathy in Japan
ESC Heart Fail. 2022 Feb 22. doi: 10.1002/ehf2.13847. Online ahead of print.
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ehf2.13847