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カテ室血管撮影装置を患者様にやさしい低被ばく・高画質な最新型装置に更新しました

2020年3月より最新型の血管撮影装置が稼働開始しました。従来装置と比較し、新型フラットパネルディテクタ(FPD; Flat Panel Detector)と最新画像処理技術採用により画質が向上しています。

1.末梢血管の視認性向上

2.炭酸ガス造影でのコントラスト向上

3.リアルタイムなステント視認性向上

により、安全な検査・治療環境を実現できました。画質向上技術により、少ないX線で検査・治療を行える為、患者様・術者双方の被ばくを大幅に低減できます。更に、独自の線量マネージメントシステム(Dose Tracking System)により患者様の術中皮膚線量をリアルタイムに可視化、被ばく状況を把握しながら検査が可能となりました。また、tablet端末採用により操作性が向上し、他モダリティ情報を大型モニタで確認できる検査・治療環境を実現していますので、今まで以上に安全で精緻な治療が可能になりました。

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