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宮崎県立延岡病院の開地亮太医師、当科の石井正将助教らの研究成果がResuscitation Plus誌に掲載されました

宮崎県立延岡病院 開地亮太副医長、山本展誉部長、当科の石井正将助教、辻田賢一教授らは、院外心停止で病院に搬送され、自己心拍が再開した症例の心電図での解析を行い、頭蓋内出血の症例の特徴を明らかにしました。心停止の原因として心臓由来か非心臓由来かによって、次の検査や治療の選択が異なり、その後の予後に大きく影響します。本研究は、自己心拍再開後の心電図で、非心臓由来の心停止例であっても急性冠症候群と類似した心電図変化を認めることに着目し、頭蓋内出血の可能性を予測するリスクスコアを作成しました。
今後も日常診療で生じる臨床医のClinical Questionに着目した研究も幅広く取り組んでまいります。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2666520422001370

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