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循環器救急

  • 2021.06.1 |

循環器救急

循環器治療の醍醐味は、急性期にダイナミックに変動する患者の病態を的確に判断し、治療することです。

循環不全(ショック)や心肺停止の患者では特に、診断・治療を時間との戦いの中で進めて行くことが求められています。

熊本大学病院には心臓血管センターがあり、循環器内科辻田教授を中心に、救急部と心臓血管外科によるチーム医療体制が整っています。最近の循環器救急は心肺停止に対する蘇生のみでなく、急性冠症候群や急性期心不全のガイドラインでも救急外来での初期初療が、アルゴリズムとして提示されており、これを救急外来で遵守して適切に加療して行くことが求められています。

そのほか急性大動脈解離や急性肺血栓塞栓症の診断なども的確に救急外来で行う必要があると考えています。

循環器救急領域への対応は、救急部に循環器内科医1~2名を配置し、循環器病棟に1名のスタッフが常駐し、適切な診断や加療を行う体制となっております。

今後、救急外来の処置室数の増加などの拡充が進められ、受け入れ態勢の強化が図られる中、当科では迅速で的確な救急医療を実践するためさらに尽力して参ります。

詳細は熊本大学病院心臓血管センターホームページをご覧ください。→ホームページはこちら

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