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熊本大学病院の池邉壮先生、石井正将講師(医療情報経営企画部)らの研究成果がInternational Journal of Cardiology Cardiovascular Risk and Prevention誌に掲載されました

熊本大学病院の池邉壮先生(循環器内科)、石井正将講師(医療情報経営企画部)、中村太志教授(医療情報経営企画部)、辻田賢一教授(循環器内科学)らは、CLIDASデータベースを用いた解析結果を、International Journal of Cardiology Cardiovascular Risk and Prevention誌に報告しました。
CLIDASは、冠動脈疾患に対して経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を施行した方の、血液検査値、心エコーデータ、心臓カテーテル検査データ、併存症、内服薬、長期予後などの情報を集約した、本邦7施設(自治医科大学、自治医科大学さいたま医療センター、東京大学、東北大学、九州大学、熊本大学、国立循環器病研究センター)合同のデータベースです。

BNP高値を伴う心不全既往を有する群と、そうでない群のそれぞれにおいて、PCI術後30日以内の出血イベントが、その後の主要心血管イベントと全死亡に与える影響について検討しました。

PCI術後早期の出血合併症が、両群においてその後の転帰を悪化させることが明らかになりました。

またBNP高値の心不全が、出血イベントの合併・非合併ともに、転機が不良であることも分かりました。

これらの研究結果によりPCI症例において出血合併症や心不全の管理の重要性をリアルワールドデータでも改めて示しました。興味のある方は、ぜひご一読ください。

タイトル
「Impact of heart failure severity and major bleeding events after percutaneous coronary intervention on subsequent major adverse cardiac events」
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2772487523000260

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